【10月22日 AFP】ロシアの首都モスクワ(Moscow)のブヌコボ(Vnukovo)国際空港で仏石油大手トタル(Total)のクリストフ・ドマルジェリ(Christophe de Margerie)最高経営責任者(CEO)ら4人が死亡した航空機事故で、ロシア捜査当局は21日、空港幹部らに過失があったとみて捜査を行っていることを明らかにした。

 20日夜に発生した事故では、ドマルェリ氏が搭乗していたプライベートジェット機が離陸する際に除雪車と衝突し、同氏のほか乗組員3人が死亡した。モスクワの交通捜査当局は、航空安全規則違反による業務上過失致死の疑いで捜査を開始。ロシアでは、業務上過失致死罪で有罪判決を受けた場合、被告には最高で禁錮7年が科される。

 捜査当局は、適切な職員間の連携の確保を怠った空港の幹部職員らの「刑事上の過失」によって事故が起きたと指摘。幹部数人が停職処分となる見通しと発表した。また、除雪車の運転手が勤務中に飲酒していたとも付け加えたが、運転手の弁護士はこれを否定している。

 またロシアのテレビ局によると、捜査を支援するためフランスの専門家チームが21日夜にモスクワに到着した。(c)AFP/Anna MALPAS