【10月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は21日、グループリーグ第3節の試合が各地で行われ、グループFのパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は1-0でアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)に勝利した。

 試合全般にわたって劣勢を強いられたPSGだったが、終了3分前にエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が個人技からゴールを決め、チームを救った。

 カヴァーニは、ペナルティーエリア内の混戦からボールを拾うと、倒れ込みながらも右足で引っかけるようなシュートを決め、ほとんど勝ち目のないようにみえたチームに勝利をもたらした。カヴァーニにとってはこれが今季のチャンピオンズリーグ2点目、通算では6得点目となった。

 3-1で勝利した17日のランス(RC Lens)戦では、得点後のゴールセレブレーション絡みで不可解なイエローカードを2枚もらったカヴァーニは、「ストライカーにとっては、得点はいつだっていいものだし、重要なのは勝利をつかんでグループ突破へまた一歩前進できたことだ」と話した。

 アポエルとしては、少なくとも引き分けにはもち込めただけに、もったいない試合だった。先行する機会が何度かありながら、勝ち点を取りこぼしたアポエルは、これでグループ突破がかなり難しくなっている。

 PSGは勝ち点を7に伸ばし、アヤックス(Ajax)に3-1で快勝したFCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点1差のグループ首位を守っている。対するアポエルは、勝ち点わずか1で最下位に沈んでいる。(c)AFP