【10月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)は21日、グループリーグ第3節の試合が各地で行われ、グループFのFCバルセロナ(FC Barcelona)は3-1でアヤックス(Ajax)を下した。

 25日にレアル・マドリード(Real Madrid)との大一番が待つバルセロナは、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、リオネル・メッシ(Lionel Messi)、サンドロ・ラミレス(Sandro Ramirez Castillo)が得点し、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で快勝を収めた。

 バルセロナは試合開始わずか7分、メッシのパスからネイマールがファーサイドの隅にカーブをかけたシュートを決めて先制すると、メッシの追加点で試合の主導権を握った。メッシとネイマールは、今季のチーム総得点28のうち、19得点を2人だけで挙げている。

 迎えた後半、ルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は週末のレアル戦をにらみ、ネイマール、メッシ、アンドレス・イニエスタ(Andres Iniesta)を次々にベンチへ下げた。

 チームはその後、試合終了2分前のアンワル・エル・ガジ(Anwar El Ghazi)のゴールで1点差に詰め寄られたものの、それでもロスタイムにサンドロ・ラミレスがすぐさま3点目を決めて順当に勝利を収めている。

 グループFでは、エディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が終了間際に決勝点を挙げ、敵地でアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)に勝利したパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が、バルセロナと勝ち点1差のグループ首位を保っているが、2位バルセロナとアヤックスの勝ち点差はこれで4に広がった。

 エンリケ監督は、「相手を圧倒した前半のうちに試合を決めることができず、もつれた展開になって向こうを生き返らせてしまった」と述べた。

「とはいえ、今日ピッチで目にしたものには満足している。(レアル・マドリードの本拠地)サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)へ向かうには完璧なタイミングだ。われわれはリーグ首位だし、永遠のライバルを相手に自分たちの力をぜひ測りたい」

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