【10月20日 AFP】香港(Hong Kong)政府トップの梁振英(Leung Chun-ying)行政長官は19日、同市の一部をまひさせ続けている民主派デモに「外国勢力」が関与していると発言した。

 梁長官は、19日夜に放送されたテレビ番組のインタビューで、他の国々からの「外部勢力」が、主要な幹線道路の通行を3週間にわたって妨害している座り込みデモを支援していると指摘。「詳細を述べるべきではないが、これは完全な国内運動ではない」と述べ、外部勢力の具体的な所属の特定は拒否した。

 中国の国営メディアは、米国などの「反中勢力」がデモ隊を操作していると繰り返し主張している。また中国政府は、香港のデモは「内政問題」だとして他国の介入をけん制している。(c)AFP