【10月19日 AFP】ボクシング、WBA・WBC世界ミドル級王座統一戦12回戦は18日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angeles)のスタブハブ・センター(StubHub Center)で行われ、WBA王者のゲンナディ・ゴロフキン(Gennady Golovkin、カザフスタン)が2回KOでWBC暫定王者のマルコ・アントニオ・ルビオ(Marco Antonio Rubio、メキシコ)を下した。

 無敗のゴロフキンは、18戦連続のKO勝利を見事な形で収めた。

 12度目の防衛戦に臨んだゴロフキンは2回にアッパーでルビオに衝撃を与えると、左フックを打ち込んでダウンを奪った。ルビオは立ち上がろうとしたものの、レフェリーは1分19秒で試合を止めた。これでゴロフキンは2008年から続く無敗を保ち、戦績を31勝0敗(28KO勝ち)としている。

 ゴロフキンは今後、WBC世界ミドル級王者のミゲル・コット(Miguel Cotto、プエルトリコ)とサウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)の勝者との統一戦で戦う可能性がある。ゴロフキンは「誰とでも戦いたい。次はコットだと思う。来年の、次のファイトだ」と語っている。

 一方、ミドル級の制限体重160ポンド(約72.5キロ)を1.8ポンド(約816グラム)超過したルビオは、タイトルを剥奪されている。(c)AFP