【10月18日 AFP】14-15フランス・リーグ1は17日、第10節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は3-1でランス(RC Lens)を下した。

 PSGは10人となりながらも、9人となったランスを退けてリーグ首位を走るオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との勝ち点差を暫定で4に詰めた。

 序盤にアダモ・クリバリ(Adamo Coulibaly)のゴールで先制したランスだったが、27分の間に3失点を喫すると2選手が退場処分となった。一方でPSGはエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)が退場処分となっている。

 PSGはヨハン・カバイェ(Yohan Cabaye)、シェレール・マクスウェル(Sherrer Maxwell)、カヴァーニのPKで得点を記録して2位に浮上し、3位のボルドー(FC Girondins de Bordeaux)とは勝ち点1差となっている。

 マルセイユは19日にトゥールーズ(Toulouse FC)戦、ボルドーは同日にカーン(SM Caen)と対戦する。

 試合の流れに反して先制点を奪われたPSGだったが、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)を欠く中で6分間に2得点を挙げて、試合の主導権を引き寄せた。

 珍しく先発出場となったカバイェが前半28分にミドルシュートを決めて同点とすると、相手GKのクリアミスを拾ったマクスウェルが35ヤード(約32メートル)のループシュートを決めて勝ち越した。

 さらにPSGは後半10分、得点から遠ざかり国内報道で批判にさらされているカヴァーニが、自ら倒されて得たPKを決めたが、得点を喜ぶ中で奇妙な形で退場を宣告された。

 観客に向けた当たり障りのないゴールセレブレーションでイエローカードを提示されたカヴァーニは、主審の腕をつかんで抗議すると、これで一発退場を宣告された。(c)AFP