【10月17日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ(Michel Platini)会長が、審判に対する攻撃的な異議に対し、シンビン(一時的退出)制度を導入することを望んでいると明かした。

 16日に出版された自著「Parlons Football(サッカーについての話)」でプラティニ会長は、イエローカードとレッドカードに加え、選手が審判に口答えした場合にのみ選手を一時的に退出させるホワイトカードを作ることを支持した。

 プラティニ会長はこれが、「サッカー界で真の伝染病」となっている「審判に対し意義を唱える流行」を解決する手立てになるのではないかと考えている。ホワイトカードを提示された選手は、10分間の退出を科せられることになるとしている。

 また、同著の中でプラティニ会長は、試合中の交代選手数を3人から5人に増やすなど、いくつかの提案をしている。会長は「ハーフタイムで2人を交代しても、その試合中はさらに3人の交代することが可能な状態にする」ことを求めているという。

 また、審判の年齢制限の下限を引き下げることや追加副審にフィールド内の判定に加わることを許可すること、そして「3重ペナルティー(選手がPKを献上し、プロフェッショナルファールで退場となり、さらに得点を許すことが多い)」を廃止することも提案している。(c)AFP