【10月17日 AFP】豪ラグビー選手のジャリード・ヘイン(Jarryd Hayne)が前代未聞となるアメリカンフットボールへの転向を表明したことを受け、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のチームとエージェントが興味を示しているという。17日、ヘインのマネジャーが明かした。

 ナショナル・ラグビーリーグ(National Rugby LeagueNRL)のレギュラーシーズンで、最も素晴らしく公平なプレーをした選手に贈られる「ダリーMメダル(Dally M Medal」)を受賞したばかりのヘインは、15日にこの驚きの決断を発表したものの、契約にはこぎつけていなかった。

 ウェイン・ビーバス(Wayne Beavis)マネジャーは、パラマタ・イールズ (Parramatta Eels)で176試合に出場し、103トライを決めた26歳のヘインに関する問い合わせが殺到していることを明かした。

 ビーバス氏は、シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)紙に対し、「文字通り、数百のメールに返信しなければならなくなった」とコメントし、「エージェントやクラブ、芸能事務所など、各方面から問い合わせが殺到している。本当にすごくて、われわれの見込みを大幅に超えている」とした。

「熱心どころの騒ぎではない。一晩で約20のエージェントから問い合わせがあった。ジャリードの世話役には、十分すぎるほどの人々が名乗りを上げているよ」

 NFLでプレーすることが長年の夢だったと語ったヘインは、第48回スーパーボウル(Super Bowl XLVIII)を制したシアトル・シーホークス(Seattle Seahawks)と面会したものの、契約まで話は進展せず、フリーエージェント(FA)になるつもりだと話していた。

 ビーバス氏は、17日にヘインと直接会って今後のことを話し合うとしており、ヘインは、来年2月に行われるNFLのスカウティング・コンバインへ向けての練習を行うため、来週にもロサンゼルス(Los Angeles)へ渡航することになっている。

 その後、ヘインはドラフトで入団するか、FAとしてクラブと契約を交わすことになる。

 ビーバス氏は、「6か月間は自分の意志で行動し、コツを覚えたり、試合について学んだりする時間になるだろう」とすると、「向こうでは、別のエージェントが必要になる。それは彼にも伝えてあり、多大な情報の中から、良い人物を見つけようとしている」と話した。

 ヘインは、イールズだけでなく、ラグビーリーグのオールスター戦「ステート・オブ・オリジン(State of Origin)」や、代表戦でもプレーしていた。(c)AFP