【10月17日 AFP】14MLBは16日、プレーオフのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)が6-3でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)に勝利し、ワールドシリーズ進出を決めた。

 ジャイアンツは8回に代打マイケル・モース(Michael Morse)のソロ本塁打で3-3の同点に追いつくと、9回にはトラビス・イシカワ(Travis Ishikawa)が劇的なサヨナラ3点本塁打を放ち、カージナルスとのシリーズ対戦成績を4勝1敗とした。

 ジャイアンツは21日から始まるワールドシリーズで、ア・リーグ王者のカンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)と対戦する。ジャイアンツがワールドシリーズに進出したのは、過去5年間で3度目となり、2010年と2012年にはタイトルを手にしている。

 カージナルスは9回表に勝ち越しのチャンスを作ったものの、満塁の場面で登場した代打のオスカー・タベラス(Oscar Taveras)が、ジャイアンツのジェレミー・アフェルト(Jeremy Affeldt)に打ち取られ、無得点に終わった。

 そして迎えた9回裏、ジャイアンツはパブロ・サンドバル(Pablo Sandoval)が、カージナルスのマイケル・ワカ(Michael Wacha)から安打を放ち出塁すると、一死後にブランドン・ベルト(Brandon Belt)が四球で歩き、最後はイシカワが2ボールから右翼スタンドに放り込んだ。(c)AFP