【10月14日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は13日、予選の試合が各地で行われ、グループBのウェールズは2-1でキプロスに勝利し、首位を堅持した。

 クリス・コールマン(Chris Coleman)監督が率いるウェールズは、前半にデビッド・コッテリル(David Cotterill)とハル・ロブソン・カヌ(Hal Robson-Kanu)が得点して2点をリードすると、そのまま快勝するかに思われた。

 ところが、ビンセント・ラバン(Vincent Laban)の得点でキプロスが1点差とすると、ウェールズは、レスター・シティ(Leicester City)に所属するアンディー・キング(Andy King)がお粗末なファウルで退場となり、後半はほとんど10人でのプレーを余儀なくされてしまった。

 それでもウェールズは、レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するギャレス・ベイル(Gareth Bale)のカウンターアタックや、守備陣が見せた堅守に鼓舞され、グループリーグ3試合で2勝目を飾った。

 ウェールズは、2位のイスラエルに勝ち点1差とし、1試合消化数が少ない本命のベルギーには、同3差をつけている。(c)AFP