【10月13日 AFP】シカゴ・マラソン(Bank of America Chicago Marathon 2014)は12日、米イリノイ(Illinois)州シカゴ(Chicago)で行われ、男子はエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)、女子はリタ・ジェプトゥー(Rita Jeptoo)が優勝し、ケニア勢が2年連続通算4度目となる男女優勝を飾った。

 五輪の男子5000メートルで2個のメダルを獲得し、これが自身4度目のフルマラソンとなったキプチョゲは、2時間4分11秒でフィニッシュし、同じケニア勢のサミー・キトワラ(Sammy Kitwara)を17秒差で制した。

 3位には、2時間4分32秒でディクソン・チュンバ(Dickson Chumba)が入り、男子はケニア勢が2年連続で通算14回目の表彰台独占となった。

 一方、2時間24分35秒で女子の部を制した33歳のジェプトゥーは、2012年大会(Bank of America Chicago Marathon 2012)でアツェデ・バイッサ(Atsede Baysa)に敗れ2位となって以降、昨年のボストン・マラソン(2013 Boston Marathon)とシカゴ・マラソン(Bank of America Chicago Marathon 2013)に続き、今年も両大会を制して4連勝を飾っている。

 1分以上遅れて2位に入ったのは、2012年ロンドン五輪出場者で、第118回ボストン・マラソン(2014 Boston Marathon)では3位に入ったエチオピアのマレ・ディババ(Mare Dibaba)、3位には2時間25分57秒でケニアのフローレンス・キプラガト(Florence Kiplagat)が入った。

 37回目を迎えた今大会には、風が吹きすさぶコンディションの中で100か国以上のランナーが参加した。(c)AFP