【10月11日 AFP】レアル・マドリード(Real Madrid)の下部チームで指揮を執るサッカー元フランス代表のジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏が、監督を務めるのに必要なコーチングライセンスを取得していないため、3か月の謹慎処分を科される可能性に直面している。クラブの情報筋が明かした。

 レアルのスポークスマンは、「(スペインサッカー連盟〈Real Federacion Espanola de FutbolRFEF〉から)処分の詳細について連絡を受けました。10日以内に異議申し立てを行う必要があり、それがレアルの対応策になります」と話した。

 ジダン氏は、UEFAのA級ライセンスと、自国のレベル2のライセンスを取得しているが、3部リーグでプレーするレアル・マドリード・カスティージャ(Real Madrid Castilla)を指導するには、レベル3が必要だという。

 スペインのスポーツ紙「アス(AS)」と「マルカ(Marca)」は、ジダン氏が3か月の謹慎を命じられる可能性もあると報じている。

 フランスサッカー連盟(French Football FederationFFF)が、レベル3を認定するのに必要な時間数を、ジダン氏はまだ受講していない。

 ジダン氏は、トップチームでカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督のアシスタントコーチを務めた経験があり、昨季の欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)では、通算10回目となるレアルの優勝に貢献した。

 コーチングスクールの「Cenafe」も、レアルはアシスタントの役割を務めるサンティアゴ・サンチェス(Santiago Sanchez)氏の名前を使って事実がばれないように工作していたとして、RFEFに直訴していた。

 この問題は国内を揺るがしており、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督が、地元ラジオ局カデナ・コペ(Cadena Cope)で「全員がコーチングバッジを持っているべきだ」と発言するまでに発展した。

 リーグの中には、レアルの行動が「恥さらし」だと厳しく責める指揮官もいるが、レアルのアンチェロッティ監督と、FCバルセロナ(FC Barcelona)のヨハン・クライフ(Johan Cruyff)元監督は、ジダン氏を擁護する姿勢をみせている。(c)AFP