【10月3日 AFP】14F1第15戦日本GP(Japan Grand Prix 2014)は4日、フリー走行3回目が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がクラッシュする中、チームメートのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)がトップタイムとなる1分33秒228を記録した。

 今季残り5戦として、ドライバーズタイトル争いでロズベルグに3ポイント差をつけて首位に立つハミルトンは、1分34秒210と2番手のタイムを残したものの、ミディアムタイヤをはいての予選に向けたシミュレーションを終えることはできなかった。

 セバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)の今季限りでのレッドブル(Red Bull)離脱というニュースが飛び交う中、ハミルトンは1コーナーでコントロールを失ってタイヤバリアにクラッシュし、左のフロントタイヤを破損した。

 3番手には1分34秒439でフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)、4番手には1分34秒564でウィリアムズ(Williams)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)、5番手には1分35秒061で同じくウィリアムズのバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)がつけた。

 ベッテルは、マシンの修理のためわずか6周の走行でピットに入り、15番手となった。

 ケータハム(Caterham F1 Team)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)は1分38秒784で22番手となった。(c)AFP