インド東部で将棋倒し、32人死亡 火災のうわさでパニックに
このニュースをシェア
【10月4日 AFP】インド東部で3日、ヒンズー教の祭りダシェラ(Dussehra)に参加した数千人の観衆が帰り始めた時、火災が発生したとのうわさでパニックになり、逃げようとした群集の間で将棋倒しが発生し、女性と子どもを含む32人が死亡した。
インドのビハール(Bihar)州の州都パトナ(Patna)で行われた祭りダシェラに集まった群衆は、魔神ラバナ(Ravana)の巨大な人形を燃やすという、家族連れに人気の伝統的な慣習を見終わって、ガンジー広場(Gandhi Maidan)を立ち去ろうとしていた。
ある証言者はニュース専門チャンネルNDTV に「誰かが、電線が燃えて地面に火がついたと叫び、それを聞いた人たちほとんど全員が、他人を飛び越えてはやく逃げようとした」と語った。 「そのために皆が踏みつけられたり押し倒されたりした。まさしくパニックだった」
パトナ地区治安判事は、「犠牲者の多くは女性だ。5人か6人は子どもで、約20人が女性だ」と記者団に述べた。
ナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相は犠牲者の家族に弔意を表し、政府から20万ルピー(約36万円)を支払うことを発表した。
ビハール州はインドで最も人口が多く未開発の州のひとつで、数百万人の住民が貧困の中で暮らしている。(c)AFP/Imran Khan