【9月28日 AFP】メキシコのゲレーロ(Guerrero)州で、サッカーチームのバスが襲撃され、銃撃によってメキシコ出身選手2人を含む6人が死亡する事件が起こった。当局が27日に発表した。

 州検察によれば、同国3部リーグのクラブ、チルパンシンゴ・オルネツ(Chilpancingo Hornets)のチームバスは、治安の悪さで知られる町イグアラ(Iguala)で26日遅く、駐車場所を探していたところ、銃を持った面々に襲撃された。襲撃メンバーの身元は特定されていないという。

 この銃撃で、監督を含むチーム関係者数人が負傷した。当局は当初、運転手が殺害されたと発表したが、その後これを撤回している。

 メキシコサッカー連盟(Mexican Football FederationFMF)は、犠牲者に哀悼の意を表明し、事実関係の捜査を当局に求めている。(c)AFP