UCI、反ドーピング検査の新たな方針を発表
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【9月26日 AFP】国際自転車競技連合(International Cycling Union、UCI)は25日、禁止薬物の新たな検査方針について発表した。
以前の検査規則では、ドーピング違反について有罪か無罪か判断し、必要な場合は処罰するかどうかについては、個々の選手が所属する国内連盟に委ねられていた。
しかし最近、ダリル・インピー(Daryl Impey、南アフリカ)とロマン・クロイツィゲル(Roman Kreuziger、チェコ)が、それぞれの国で処分を免れたことを受け、UCIは連盟の責任を取り上げる決定を下した。
UCIは声明で、「UCIのドーピング規則についてさらなる改善を施すため、各国の連盟に処分を委ねるのではなく、14人の管理委員は反ドーピング法廷機関を設立し、国際舞台で活躍する選手の問題に対処することを提案する」と述べた。
「法廷機関の裁判官は、UCIとは完全に独立している反ドーピングの専門家から構成され、トップレベルの全選手に対して、透明かつ短時間、及び一貫した手順を同等に提供するものである」
「これにより、一貫して統一された基準で裁定が行われることが確約され、スポーツ仲裁裁判所(Court of Arbitration for Sport、CAS)に上訴される事例が大幅に減少し、国内連盟の運営負担を軽減することにもつながる」
これまで何度か、ドーピング検査で陽性反応を示したにもかかわらず、国内連盟の処分を免れた選手について、UCIがCASに上訴した問題が起きている。(c)AFP