■「何も心配していない」

 ファン・ハール監督は、経験したことのない故障者の数に直面しているものの、練習方法を大幅に変更することはできないと語っている。

 元オランダ代表指揮官のファン・ハール監督は、19歳のパディ・マクネア(Paddy McNair)を初めて起用することを考えていると明かし、ウェストハム戦でさらに若手を招集することについても、何も心配していないと主張した。

 ファン・ハール監督は、「このような状況は経験したことがなく、違和感がある」と述べた。

「可能な範囲で別のアプローチを試している最中なので、現状を把握することが難しい。しかし、ある程度のレベルを保ちながら練習しなければ、試合で通用するプレーができない」

「すでに話したように、私は適切なレベルを目指していくが、試合で実力を発揮できなくなるので、ハードルを下げるつもりはない」

「現在は9人の選手が負傷しており、出場停止のブラケットを加えれば10人も欠けている。だから、ユースチームから選手を選ばざるをえない」

「若手選手は、今が選ばれるチャンスだ。それはこのクラブの方針でもある」

 選手不足に悩む守備陣と同様に、中盤ではマイケル・キャリック(Michael Carrick)、アシュリー・ヤング(Ashley Young)、そしてマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)の3人も戦列を離れている。

 ファン・ハール監督は、この状況下でユナイテッドを現在の不振から脱却させることは、FCバルセロナ(FC Barcelona)、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、アヤックス(Ajax)で指揮を執った監督人生の中でも、間違いなく最大の試練であると認めた。

 ファン・ハール監督は、「おそらく現時点で(最も厳しい仕事)だ。だが、9人が負傷し、1人が出場停止となっている目先の1週間ではなく、1年間を見据えていく必要がある」と述べた。

「結果を嘆いてはいられない。これは(偶発的な)事故ともいえる」

「監督として、これは大きな試練であり、このクラブが過渡期にあることは、あらかじめ分かっていたことだ」

「しかし、開幕から連戦連勝して大きな困難に陥れば、前もって苦難を覚悟することはできない」

「われわれは再び困難な状況に陥っているが、それでも勝つ力はある」

(c)AFP/Graham Chase