【9月25日 AFP】インドの男性が、心臓の中に2か月間残ったままだった銃弾の摘出手術を無事終え、現在快方に向かっている。執刀医が24日、明らかにした。

 インド紙タイムズ・オブ・インディア (Times of India)が報じたところによると、バラト・シャルマ(Bharat Sharma)さん(32)は今年7月、同国東部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で銀行強盗事件に巻き込まれ、2発の銃弾を受けた。地元の医師らは、腰に残った銃弾を摘出したが、心臓の銃弾については、シャルマさんの命に危険が及ぶとして摘出を拒んだという。

 シャルマさんは最終的に、同国西部アーメダバード(Ahmedabad)へ行き、23日に心臓の左室心尖部近くに残った20口径の銃弾の摘出手術を受けた。執刀した医師は、集中治療室で約1か月入院した後、仕事に復帰できるだろうと話している。(c)AFP