【9月20日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)は、20日に行われるユベントス(Juventus)との上位対決をホームで迎える。ミランは、守備陣にあいた穴を埋めることができれば、悪夢のような過去2シーズンを払拭する推進力を手にすることができるかもしれない。

 マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)元監督、クラレンス・セードルフ(Clarence Seedorf)前監督の指揮の下で悲惨な2シーズンを過ごしたミランは、フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)新監督が指揮する中、リーグ戦で好調な滑り出しを見せている。

 開幕戦でラツィオ(SS Lazio)に3-1で勝利したミランは、第2節のパルマ(Parma FC)との試合では5-4で白星を挙げた。この試合でミランの攻撃陣はその才能を発揮したものの、一方で守備陣のもろさを露呈した。

 昨季、ホームでの戦いを無敗としてリーグ3連覇を飾ったユベントスは、今季はここまでキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)戦とウディネーゼ(Udinese)戦でゴールを許さず、ここまで3得点を挙げている。

 そんな中、ミランのジェレミ・メネス(Jeremy Menez)は、試合が行われるサン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)に多くの「花火」が上がると予期している。

 伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)に対しメネスは「大がかりな試合になるだろう。ゴールラッシュに色々な感情。ちょうどパルマ戦のようにね」と語った。

「まだユーベが先んじているかもしれないけれど、土曜日(20日)は同じ条件で戦うことになるから、何か特別なことを達成できるかもしれない。この試合次第ということが多分にある。ゲームプランをやり抜き、自分たちのことに集中しなければならない」

 16日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)のグループリーグでマルメFF(Malmo FF)を圧倒し、2-0で勝利したユベントスは敵地へ向かう。

 しかしながら、現在ユベントスを率いるアレグリ監督に対して敵意ある歓迎をホームサポーターが投げかけるとみられており、満員が見込まれるサン・シーロに乗り込むことは全く違った様相を呈すると見込まれる。

 2010-11シーズンにミランでリーグ優勝を果たした後、その後3シーズンでその再現を果たすことができなかったアレグリ監督だったが、指揮官を辞任してイタリア代表監督に就任したアントニオ・コンテ(Antonio Conte)氏の後任として、ユベントスに招聘(しょうへい)された。

 負傷のためアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)とアンドレア・バルツァッリ(Andrea Barzagli)をいまだに欠いているユベントスだが、慢性的な膝の問題に悩まされていたアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)が戦列復帰を果たしている。

 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からユベントスに加入したパトリス・エヴラ(Patrice Evra)はクラブの公式ホームページで、ミランにはホームアドバンテージがあると認めたものの、個人としてはチャレンジすること避けるつもりはないとコメントした。

「難しい試合だけれど、プレーするのが待ちきれない。ユベントスと契約してから、出たいと思っていたのはまさにこういう試合なんだ。彼らにはホームアドバンテージがあるけれど、チャンピオンであることを見せつけることは僕らの肩にかかっているし、試合には勝ちたい」

(c)AFP/Justin DAVIS