P・ジョンソン「グラスハウス」と霧の彫刻、中谷芙二子氏
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【9月17日 AFP】米コネティカット(Connecticut)州ニューカナーン(New Canaan)にある米建築家フィリップ・ジョンソン(Philip Johnson)の代表作「グラスハウス(Glass House)」を霧で覆うインスタレーションを14日に行った日本人アーティストの中谷芙二子(Fujiko Nakaya)さんがAFPのインタビューに応えた。
44年間にわたる創作活動の中で、地形や風、湿度といった気象条件を測定し、特製のノズルを使って平原や森林、広場などを霧で覆う「霧の彫刻」を作り出してきた中谷さんは、この1年ほどジョンソンの「グラスハウス」に特設した観測施設できめ細かく記録した気象データを検証し、最適な霧の状態を生み出す方法を模索してきた。だが、最終的には正確に測定して霧を作るという考えの大部分を捨て、自然に任せ、霧が形を生むがままにすることにした。
「自然が型で、風がそれを彫る。肝心なことは、それが物語を語るがままにさせておくこと」と中谷さんは述べた。(c) AFP