【9月17日 AFP】先月行われたNASCARのダートトラックレースで死亡事故を起こしたトニー・スチュワート(Tony Stewart)について、米検察当局は、大陪審で起訴するか否かを決定することになると明かした。

 NASCARスプリントカップ・シリーズ (NASCAR Sprint Cup Series) で3度優勝しているスチュワートは、先月9日にキャナンデーグア・モータースポーツ・パーク(Canandaigua Motorsports Park)で行われたレースで、20歳のケビン・ワード・ジュニア(Kevin Ward Jr.)をはねて死亡させた。

 レースの途中にスチュワートのマシンと接触し、スピンしたマシンから脱出したワードは、怒りをあらわにしながらコース上に出てスチュワートの車を指さしていた。そこに走り込んできたスチュワートの車がワードに衝突し、体を数メートル引きずった。

 米ニューヨーク(New York)州オンタリオ郡地方検事局(Ontario County District Attorney)のMichael Tantillo検事は、郡保安局が収集した証拠が、大陪審に提示されるべきだと主張した。

「ニューヨーク州の大陪審における手続きは法律上の秘匿事項であるため、審理の日程をお伝えすることはできません。それ以外の事柄については、近日中に報告致します」

 また、証人として誰が召喚されるのかも明かすことはできないという。

 これを受けたスチュワートも声明を発表し、当局が「この悲劇的な事故を検証するために」充てている時間と労力を尊重すると述べた。

「手続きが完了することを心待ちにしており、全面的に協力していきたい」

(c)AFP