【9月14日 AFP】ボクシング、WBA・WBC世界ウェルター級、WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ12回戦が13日、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)で行われ、フロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)は判定の末3-0(116-111、116-111、115-112)でマルコス・マイダナ(Marcos Maidana、アルゼンチン)を下して連勝記録を47に伸ばし、王座を守った。

 37歳のメイウェザーは、5月にもマイダナ相手に判定勝ちを収めており、この試合でも勝利が確実視されていた。

 10回にはマイダナが左腕を使いメイウェザーをキャンバスに押し倒したため、マイダナは試合を止めたレフェリーから減点を受けた。また両者ともに問題ある動きを見せ、マイダナは8回にメイウェザーの手をかんだ様子がみられ、11回にはメイウェザーが下腹部へのパンチをマイダナへ見舞った。

 メイウェザーはマイダナをリズムに乗せることを許さず、右やカウンターパンチをよりヒットさせた。メイウェザーは力のこもったパンチを108本の決めたのに対し、マイダナは82本だった。(c)AFP