【9月14日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは13日、第4節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)とマンチェスター・シティ(Manchester City)は2-2の引き分けに終わった。

 リーグ王者のシティは、終盤にマルティン・デミチェリス(Martin Demichelis)が決めた同点ゴールに救われ、リーグ戦の連敗を免れた。

 シティは前半にセルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が先制点を挙げたものの、後半に入るとジャック・ウィルシャー(Jack Wilshere)とアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)のゴールでアーセナルに逆転を許し、手ぶらで敵地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)を後にするかのようにみえた。

 しかし、シティは後半38分にコーナーキックからデミチェリスがフリーでヘディングを決めて同点に追いつくと、ロスタイムにはサミル・ナスリ(Samir Nasri)がネットを揺らしたもののオフサイドの判定で得点は認められず、試合は引き分けに終わった。

 この試合でアーセナルは、トップ4のライバル相手に結果を残すことができなかった2013-14シーズンから前進しているかのようにみえたが、リーグ開幕4試合を終えてまだ1勝しか挙げていない。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、この試合でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から移籍金1600万ポンド(約27億7000万円)で獲得したダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)を新天地デビューさせた。

 一方、シティのマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は、コートジボワール代表のヤヤ・トゥーレ(Yaya Toure)を温存し、昨季限りでチェルシー(Chelsea)を退団し、期限付きで加入しているフランク・ランパード(Frank Lampard)を初めて先発起用した。(c)AFP