シリア反体制派、ゴラン高原でフィジーのPKO要員45人を解放
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【9月12日 AFP】国連(UN)は11日、中東・ゴラン高原(Golan Heights)で国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のシリア反体制イスラム武装勢力「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」に拘束されていたフィジー軍の国連平和維持活動(PKO)要員45 人が同日、解放されたと発表した。
フィジー軍所属のPKO要員は、イスラエルとシリアが1974年に結んだ停戦合意の監視任務に当たっている「国連兵力引き離し監視隊(United Nations Disengagement Observer Force、UNDOF)」の一部。
アルヌスラ戦線は先月28日、シリア政府軍との戦闘の後、ゴラン高原シリア側のクネイトラ(Quneitra)検問所を制圧し、45人を武装解除して連れ去っていた。45人は現地時間11日午後2時30分(日本時間同日午後8時30分)に無傷の「良好な状態」で解放され、UNDOFに引き渡されたと国連報道官は語った。
イスラエル軍によると、45人はいったんイスラエル側に入ったがすぐに別の検問所からシリア側に戻った。国連報道官は、45人はUNDOF本部の「キャンプ・ファウアール(Camp Faouar)」で医療診察を受け、「良好な状態にあると理解している」と述べた。
同報道官は、アルヌスラ側は解放にあたり一切の要求をしておらず「いかなる譲歩もなかった」と述べた。(c)AFP/Jalaa Marey