【9月7日 AFP】イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属するカルロス・テベス(Carlos Tevez)の父親を誘拐した犯人4人を、アルゼンチン警察が逮捕したことが明らかになった。司法当局筋によると犯人のうち3人が男で、1人は女だという。

 同選手の父セグンド・テベス(Segundo Tevez)氏は、7月29日にブエノスアイレス(Buenos Aires)郊外で車に乗っていたところを誘拐され、8時間後に解放された。

 報道によると、家族は身代金として60万ペソ(約750万円)を払った。

 22歳から27歳の犯人のうち、2人はパラグアイ人のきょうだいだと国営通信TELAMは報じている。

 犯人グループの当初の目的は車上荒らしだったが、乗っていた人物がテベスの父親であることに気づくとセグンド氏を改めて拘束し、身代金を要求していた。(c)AFP