【9月7日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)プレーオフ第3戦、BMW選手権(BMW Championship 2014)は6日、米コロラド(Colorado)州チェリー・ヒルズ・ビレッジ(Cherry Hills Village)で3日目が行われたが、メジャー通算5勝を誇るフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は突然の棄権を表明した。

 ミケルソンは、「当面の目標は、第40回ライダーカップ(The 40th Ryder Cup)に向けての休養と準備だ」とすると、「(プレーオフ最終戦の)ザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship 2014)の望みが薄くなった今、私にとって一番大事なことはライダーカップへの準備だ」と話した。

 フェデックス・カップのポイントランク56位のミケルソンは、通算6オーバーで2日目を終えていた。

 ポイント上位30人が最終戦のザ・ツアー選手権でプレーできるというルール上、ミケルソンの出場はかなり厳しいものとなっているが、プレーオフが始まった2007年から、ミケルソンは一度も出場を逃したことがなかった。

 ザ・バークレイズ(The Barclays 2014)とドイツ銀行選手権(Deutsche Bank Championship 2014)でも思うような成績が残せていなかったミケルソンは、月末のライダーカップに照準を合わせることを決意したようだ。(c)AFP