元恋人に2万回以上の電話やメール、男に禁錮刑 フランス
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【9月5日 AFP】フランス・リヨン(Lyon)の裁判所で4日、元恋人(32)の女性に2万1807回も電話をかけたりメールを送り付けたりした33歳の男に禁錮10月の執行猶予付き判決が下された。男は「愚かなことをした」と後悔の念を示しているという。
仏南部ローヌ(Rhone)出身の男は、女性と暮らしていたアパートの部屋を修繕したことに対する感謝の言葉を求め、10か月にわたって女性に電話をかけたりメールを送ったりし続けていた。
男は既に自分の行為に対する責任を認め、先に出されていた女性との接触を断つとの要求を受け入れている。この日の裁判で、男には禁錮10月、執行猶予6月と罰金1000ユーロ(約13万6000円)の有罪判決が言い渡された。
原告の元恋人女性側の弁護士によると、さらに男には精神科で治療を受けることが求められたほか、原告女性への接触も一切禁じられた。
男は過去にうつ病での入院歴があり、2011年に原告女性から別れを告げられた際にも対処に苦しみ、2人で暮らしたアパートの部屋を修繕したことに対する見返りを電話やメールで求め始めた。
男は公判で、「あの時、自分の頭の中では彼女が修繕費を払うか、少なくともお礼を言ってくれるまで電話をかけ続けてやるという理論が成り立っていた」と語っている。
男から女性への電話は、平均で1日73回を超えていた。
女性側の弁護士によると、女性が男からの電話を遮断すると、男は女性の両親や職場に電話をかけてきた。調停者の仲介で行われた協議の席で女性が男に感謝の言葉を述べ、ようやく男からの電話やメールは止まったという。(c)AFP