【9月5日 AFP】イングランド・プレミアリーグのストーク・シティ(Stoke City)に所属するGKアスミール・ベゴヴィッチ(Asmir Begovic)が4日、昨季のサウサンプトン(Southampton FC)戦で決めた珍しいゴールがギネス世界記録(Guinness World Records)に登録され、「誇りに思う」と語った。

 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のベゴヴィッチは、2013年11月に本拠地ブリタニア・スタジアム(Britannia Stadium)で行われたイングランド・プレミアリーグの試合で、自身の蹴ったボールが風に乗って運ばれると、サウサンプトンのGKアルトゥル・ボルッチ(Artur Boruc)の前で大きくバウンドしてゴールに入り、試合開始から13秒で得点を記録した。

 ベゴヴィッチが決めたゴールの距離は91.9メートルと測定されており、ギネス世界記録の最新版には「サッカーの試合で決まった、世界最長距離の得点」として認定された。

 ストークの公式ウェブサイトでベゴヴィッチは、「GKとしてこのような表彰を受け、不思議な感じがしている。ゴールの記録を作るなんて思ってもいなかった。だけどそれは僕がやったことだし、喜んでいるよ」とコメントした。

「今回の表彰に感謝している。そして賞状は自宅の壁の一番高いところに飾るよ。僕にこんなにも素晴らしい賞を授けてくれて、ギネス世界記録に関わるすべての人に感謝したい」

(c)AFP