【9月4日 AFP】インドネシアのスマトラ(Sumatra)島、アチェ(Aceh)州スルバジャディ(Serbajadi)の川で最近、絶滅危惧種のスマトラゾウの赤ちゃんの死骸が見つかった。

 野生生物保護当局者によるとここ数年、スマトラゾウが毒殺される事例が相次いでいるという。今回、死骸が見つかったのはルセル・エコシステム(Leuser ecosystem)森林保護区のそばを流れる川だった。

 スマトラ島ではヤシ油農場のために熱帯雨林が乱開発され、ゾウの生息地が減少。人とゾウの衝突が起きるようになり、住民はスマトラゾウを害獣と捉えるようになったという。(c)AFP