【9月4日 AFP】韓国のサムスン電子(Samsung Electronics)は3日、5日から始まる国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)開催前に開かれたイベントで、「ギャラクシー・ノート4(Galaxy Note 4)」などの新たな製品を発表した。

 このイベントでサムスンは、新型のファブレット「ギャラクシー・ノート4」を前面に押し出した。ファブレットとは、スマートフォンとタブレット端末の中間的存在で、スマートホンよりも大きなディスプレーを備える製品だ。

 新モデルではメタルフレームが採用され、デザインも一新。解像度およびディスプレーの耐久性が向上し、内蔵のカメラとマイク、およびバッテリーも最適化されている。

 またデジタルペンが付属しており、複数アプリ上でのマルチタスク作業や画像の移動および保存なども容易に行えるという。

 サムスンは同日、曲面ディスプレーを搭載する「ギャラクシー・ノート・エッジ(Galaxy Note Edge)」と米カリフォルニア(Californian)州のベンチャー企業「オキュラス(Oculus)VR」と共同開発した仮想現実(VR)ヘッドセット「Gear VR」も公開した。

 米ゲーム市場調査会社IHSのピアス・ハーディングロールス(Piers Harding-Rolls)氏によると、VRヘッドセットは「ギャラクシー・ノート4」向けの製品で、端末ディスプレー上の画像を没入型3Dディスプレーに転送する。主にビデオゲーム市場を対象にしているという。(c)AFP