錦織、日本男子96年ぶりの4強入り 全米オープン
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4回戦の影響もあってウイナー2本にとどまった第1セットを奪われた錦織は、第2セットで盛り返すと、第12ゲームではワウリンカがこの試合4度目のダブルフォールトを犯し、このセットを手にした。
第3セットでは錦織が一時はゲームカウント5-2とリードを広げたが、第9ゲームでセットポイントのチャンスを逃し、最後はタイブレークでこのセットを手にした。
迎えた第4セットの第3ゲーム終了後、錦織は右足つま先の治療のためメディカルタイムアウトを必要とした。巻かれた包帯のようにきついこのセットをワウリンカがタイブレークで制すと、試合は最終セットにもつれ込んだ。
ワウリンカは第5ゲームでブレークポイントを逃すと、第10ゲームではフォアハンドショットがネットにかかってブレークを許し、錦織が白星を手にした。
世界ランク4位のワウリンカは18本のエースを決めたものの、78本のアンフォーストエラーを重ね、10度のブレークポイントのうち8つをふいにした。(c)AFP