【9月3日 AFP】イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に加入したフェルナンド・トーレス(Fernando Torres)は2日、サポーターに対して何かを約束をすることはなかったものの、これまでのように冷静なフィニッシャーぶりを披露したいと語った。

 スペイン代表として116試合に出場し38得点を挙げている30歳のトーレスは、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)での厳しい時期から復活するチャンスを与えられた。2011年1月に、当時の英国記録となる移籍金5000万ポンドでリバプール(Liverpool FC)からチェルシーに加入したトーレスは、通算172試合で45得点にとどまった。

 ACミランと2シーズンのローン移籍を結んでから初となる会見に臨んだトーレスは、「(ファンに対して)約束することが何かの役に立つとは思わない。これまでそうだったような、ゴールスコアラーとしての僕をファンの人たちに見てもらいたい」とコメントした。

「いつも自分の最大限を出していくことを誓う」

 またトーレスは、自身のキャリアには皮肉っぽいところがあると語った。

「この数年、チェルシーでいくつか優勝(11-12シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)、12-13シーズンのヨーロッパリーグ(UEFA Europa League))を果たしたけれど、リバプールやアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)にいたときの方がゴールをよく決めていた」

「ミランではゼロからのスタートになる」

 一方でトーレスは、ACミランの指揮官を務める41歳のフィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)監督が自分の力を最大限に引き出してくれるだろうと語った。インザーギ監督は現役時代にストライカーとしてミランに在籍した間に202試合に出場し、73得点を挙げている。

「彼の情熱や勝利に対する意志は、現役時代と何ら変わりない。僕の力をどうやって最大限に引き出すかを把握してくれるだろうと確信している」

 グループリーグ敗退に終わったW杯ブラジル大会(2014 World Cup)以降では初招集となるスペイン代表で、メンバーから外れたトーレスは、国際試合週間終了後のセリエAデビューを目指している。トーレスは、8月31日にACミランがラツィオ(SS Lazio)を3-1で下し、インザーギ政権下で見事なスタートを切った試合を本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)で見守った。(c)AFP