【9月2日 Relaxnews】ケイト・モス(Kate Moss)がモデルとしてファッション界にデビューしてから25周年を迎える。これを記念して、英ロンドン(London)・メイフェア(Mayfair)地区にあるレストラン「34」が、ケイトの左胸の型を取ったシャンパングラスを制作した。ケイトは「34」のファンで、今年1月には40歳の誕生日も同店で祝っている。

 今回「34」に依頼され制作を手がけたのは、英国人アーティストのジェーン・マカダム・フロイド(Jane McAdam Freud)。かつて、父親ルシアン・フロイド(Lucien Freud)も、妊娠中のケイトをモデルにヌードの肖像画を描いたことがあるアーティスト一家の一人だ。ジェーンは、フランスのマリーアントワネット(Marie Antoinette)王妃の左胸をかたどったといわれる18世紀のシャンパングラス「ボルサン(Bol Sein、胸のボウルの意)」にインスピレーションを受けたと言う。アールデコ調の柄が彫り込まれたボウル部分を傾けるとケイトの胸の形が現れるシャンパングラスには、グラスのベース部分にケイトのサインが刻まれている。

 ケイトは「このプロジェクトに参加できてわくわくしています。マリーアントワネットに並べてもらえるなんて、何と光栄なことでしょう。マリーアントワネットは好奇心を湧き立たせるお茶目な性格でした。シャンパンはお祝い事や楽しいイベントには付き物ですし、この美しいグラスを生み出すのは楽しい経験でした」と語った。

 ケイトはこのシャンパングラスを10月8日、同レストランのエミンルーム(Emin Room)で正式にお披露目することになっており、この記念すべきグラスには「ドンペリニヨン(Dom Perignon)」の最新ビンテージ「P2-1998」が注がれる予定だ。

 また翌9日以降は、ロンドンにある34の姉妹店「ジ・アイビー(The Ivy)」、「ダフニーズ(Daphne’s)」、「スコッツ(Scott’s)」「クラブ・アット・ジ・アイビー(Club at the Ivy)」でも、シャンパンを注文するとこのグラスでサーブされる。(c)Relaxnews/AFPBB News