【9月2日 Relaxnews】「ゲス(GUESS)」がスマートウォッチメーカーの「マーシャン・ウォッチズ(Martian Watches)」とのコラボレーションを発表した。これにより「インタラクティブで音声認識のできる腕時計」作りを目指す。

 スマートウォッチがテクノロジー業界で次のヒット商品になるのはほぼ間違いないだろう。しかし機能的に便利なだけでなく、見た目もスマートでエレガントでなければ消費者にとって魅力的な製品にはならない。ゲスの親会社であるシークエル(Sequel)」はそれを熟知しているようだ。

 「シークエル」のシンディー・リビングストン(Cindy Livingston)CEOは、「多くのスマートウォッチメーカーを見てきましたが、マーシャンにはファッションと機能性をうまく融合させる力があります。彼らの技術は私たちの魅力的なデザインを『スマート』にしてくれるでしょう。これは新しい時代の幕開けです。時計はもはや時間を教えてくれるだけのものではないのです」と語った。

 現在のところ、ペブル・スチール(Pebble Steel)や間もなく発売されるモトローラ(Motorola)の「Moto 360」を除いては、どのスマートウォッチも機能性のみを追求しており、時計をジュエリーやアクセサリーと同じように捉える消費者たちを無視している。それだけに、デザインと機能性のバランスが取れたスマートウォッチには確実に市場参入の余地がある。だからこそ、ハイテクでありながら見た目もスタイリッシュな製品を生み出すアップル(Apple)社のスマートウォッチ発売に期待が高まっているのだ。通称「iWatch」は今月お披露目される予定だ。

 一方、「ゲス」と「マーシャン・ウォッチズ」のスマートウォッチの詳細については、来年まで明かされないという。(c)Relaxnews/AFPBB News