【9月1日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)は31日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で男子シングルス3回戦が行われ、大会第4シードのダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)は3-6、6-3、1-6、3-6で第26シードのジル・シモン(Gilles Simon、フランス)に敗れ、大会から姿を消した。

 全米オープンで2度のベスト4進出を経験しているフェレールだが、ここ5年で最速の敗退を喫してしまった。

 シモンは、次戦で第14シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)と対戦する。

 32歳のフェレールは、四大大会(グランドスラム)で優勝したことがない強豪選手として知られており、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)と同時代に生まれてしまったことは不運としか言いようがない。

 シモン相手に5勝1敗を記録していたフェレールだが、高温多湿のコンディションに適応することができず、息切れしている様子でもあった。

 2007年と2012年に準決勝進出を果たしたフェレールは、「今日の試合はタフだった。湿度が高く、日が照っていて、簡単な状況ではなかった。調子が出なかった」と語った。

「でも、これはキャリアの一試合に過ぎない。心配ないさ」

 不調から抜け出そうとしているフェレールだが、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)の2回戦では格下のアンドレイ・クズネツォフ(Andrey Kuznetsov、ロシア)に敗れ、グランドスラム10大会連続のベスト8進出記録が途切れるなど、今季は低迷している。これは、2010年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2010)以来の早期敗退だった。

 フェレールは、2013年の全豪と全仏オープンで、それぞれ準決勝と決勝に進出していたが、ナダルと対戦した全仏の決勝では、わずか8ゲームしか奪取することができなかった。

 それでも、毎週のツアーでコツコツと勝利と積み重ねていくことは、同等に価値あることだとフェレールは主張している。実際、フェレールは今季のクラロ杯(2014 Copa Claro)でツアー21勝目を挙げ、全米オープンの最後の前哨戦となったウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)では、フェデラーに次ぐ準優勝に輝いた。

 フェレールは、優勝を逃した2013年の全仏オープン(French Open 2013)の後に、「テニスは何も悪くない。テニスは公平なスポーツだ。僕にたくさんの素晴らしい感情を味わわせてくれる」と話している。(c)AFP/Dave JAMES