【8月30日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)は29日、ドイツ・ブンデスリーガ1部王者のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)の移籍で合意に至ったと発表した。

 アロンソは、移籍はキャリアの中で最も難しい判断で、レアルは残留を求めていたと明かした。

 スペインのメディアによると、移籍金は1000万ユーロ(約13億7000万円)。アロンソは28日にミュンヘン(Munich)でメディカルチェックを終えていた。

 レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で会見に臨んだアロンソは、自身の「新たな冒険」について口を開いた。

「自分が下した決断の中で、最も難しいものだった。マドリード(Madrid)を去るのはたやすいことではない」

「クラブは出て行くことを望まなかったが、これは私の決断であり、理解してほしいと求めた。考えをともにしてくれたわけではないが、私が新たな一ページをめくり、新しいクラブでゼロからスタートする必要性を理解を示してくれた」

「デシマ(欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)での10度目の優勝)を達成し、クラブでは新たなサイクルが始まり、自分もそうすべきだと感じた」

 アロンソは会見後、ツイッター(Twitter)で「全てのことに感謝する。それだけだ」と付け加えた。

 スペイン代表の2010年W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)優勝に加え、2008年と2012年の欧州選手権(UEFA Euro)連覇を果たしたスペイン代表の一員だったアロンソは、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)から2009年にレアルに加入した。27日にスペイン代表からの引退も表明していた。

 しかしながら、トニ・クロース(Toni Kroos)の加入によってアロンソのレアルでの将来への見通しは複雑なものになっていた。

 代表戦114試合に出場したアロンソの中盤での視野とロングパスの技術、そしてその経験は、中盤に深刻な問題を抱えるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督率いるバイエルンにとって価値ある補強となるだろう。

 バイエルンではハビ・マルティネス(Javi Martinez)、バスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)、ラフィーニャ(Rafinha)、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が負傷で戦線離脱している。(c)AFP