【8月26日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)は25日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で女子シングルス1回戦が行われ、大会第19シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は2-6、6-3、6-3でクルム伊達公子(Kimiko Date-Krumm)を下し、2回戦進出を決めた。

 年長者同士の戦いとなったこの試合で、2000年から全米オープン連覇を飾った34歳のヴィーナスは、来月44歳になるクルム伊達を退けた。

 クルム伊達が全米オープンでデビューを飾った1989年、今大会に出場している選手の多くは生まれてもいなかった。

 それでも、年齢を感じさせないプレーをみせたクルム伊達は、過去3戦全敗しているヴィーナスから第1セットを先取する。

 アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)の気温が30度に達する中、徐々に体力を奪われたクルム伊達は、2時間でヴィーナスの前に屈した。

 ヴィーナスは、次戦でスイスのティメア・バシンスキー(Timea Bacsinszky)と対戦する。(c)AFP