【8月25日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは24日、第2節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は4-0でクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)に勝利した。

 トッテナムは、ナセル・シャドリ(Nacer Chadli)が2得点を記録し、ハリー・レドナップ(Harry Redknapp)監督のホワイト・ハート・レーン(White Hart Lane)帰還を手荒く歓迎し、見せ場のなかったQPRを退けた。

 2012年にトッテナムの指揮官を退任して以来、初めての古巣戦となったレドナップ監督は、自身を解任したダニエル・レビー(Daniel Levy)会長を見返したいところだったが、トッテナムに圧倒される中で、その思いもすぐさま吹き飛んでいった。

 司令塔のエリク・ラメラ(Erik Lamela)が圧巻のプレーでチームを引っ張ったトッテナムは、シャドリの2得点と、エリック・ダイアー(Eric Dier)の加入後2得点目となるゴールで、前半だけで3点のリードを奪った。

 そして迎えた後半、トッテナムはエマニュエル・アデバヨール(Emmanuel Adebayor)がチーム4得点目を決めてレドナップ監督の傷をさらにえぐったものの、その後はとりたてて大きな動きはなかった。

 レドナップ監督は、自身がトッテナムを去った際の経緯にわだかまりはないと強調しているが、同時にマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督に対しては、4位以内でリーグ戦を終えられなければトッテナムでは失敗だとし、新しい指揮官に重圧をかけていた。

 しかし、選手が躍動し、開幕連勝スタートを果たしたチームをみる限り、サウサンプトン(Southampton FC)の前指揮官であるポチェッティーノ監督には、レドナップ監督時代以来となる欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場へ、クラブを導く実力が十分あるように思える。

 本拠地ホワイト・ハート・レーンの公式戦初采配となったポチェッティーノ監督は、ファンファーレとともにスタジアムへ姿を現すと、試合開始前にレドナップ監督と抱擁を交わした。

 対照的に、プレーオフ経由でプレミアに昇格したQPRは、2試合で勝ち点0にとどまっており、組織力にも情熱にも欠けるこの日のプレーをみる限り、レドナップ監督も寝る時間を惜しんで働かなければ、降格を避けられないかもしれない。(c)AFP/Steven GRIFFITHS