韓国の盧、隣のグリーンからショット打ち罰則受ける
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【8月23日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、フェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)のプレーオフ初戦、ザ・バークレイズ(The Barclays 2014)は22日、米ニュージャージー(New Jersey)州パラマス(Paramus)のザ・リッジウッド・カントリー・クラブ(The Ridgewood Country Club)で2日目が行われ、韓国の盧承烈(Seung-Yul Noh、ノ・スンヨル)が、誤所からのプレーという珍しい形で2打の罰を受けた。
盧は、10番でバーディーを奪ったが、パー4の11番でティーショットが大きく右にずれ、隣の3番グリーンへ飛んでしまった。
本来は、救済を受けドロップから再開しなければならないところを、盧はそのまま3番から2打目を打ってしまい、ルールに違反した。
これを受けた担当者は盧に罰則を科し、ボギーだったこのホールをトリプルボギーとした。
PGAツアーの競技委員であるスラッガー・ホワイト(Slugger White)氏は、「33年間(委員を)やっているが、初めて見た」と話している。
盧のキャディーは、このショットにより削り取られたグリーンの芝を戻そうとしたが、主催者側がプラグ苗を植えなければならない事態にまで発展した。
この結果、盧は2日目を1オーバーとし、通算2アンダーの39位タイとなった。(c)AFP