【8月20日 AFP】ノルウェー1部リーグの王者ストレームスゴゼット(Stromsgodset)に所属するMFマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)が、15歳で同国代表入りを果たした。

 ノルウェー代表を率いるペル・マティアス・ホグモ(Per-Mathias Hogmo)監督は19日、27日に同国南西部のスタバンゲル(Stavanger)で行われるアラブ首長国連邦(UAE)との親善試合に向けた代表メンバーを発表し、ウーデゴールを初招集した。ホグモ監督は、ウーデゴールを「彗星(すいせい)」のようだと称賛している。

 1998年12月17日生まれのウーデゴールは、15歳253日で代表戦の日を迎えることになる。

 ホグモ監督は、「彼はリーグ戦で非常に良いプレーをしており、A代表としての姿を見てみたくなった」とする声明を出している。

「シーズン開幕前、彼が今季の彗星になり、史上最年少の代表選手になるかもしれないと話していた」

「ここまでの素晴らしいプレーに驚きはない。早くプレーする姿が見たいよ」

 4月からストレームスゴゼットのファーストチームでプレーしているウーデゴールは、今季すでに3得点を挙げている。

 ウーデゴールの好調ぶりは、ソーシャルメディアでもたびたび話題になっており、当然ながら、欧州のビッグクラブが獲得に興味を示しているとされる。

「夢がかなった」と喜びを語ったウーデゴールだが、招集されたときは「少し驚いた」と明かしている。

 国内の評論家の中には、ウーデゴールの招集は早すぎるという声もあるが、自身もストレームスゴゼットでプレーしていた父親のハンス・エリック・ウーデゴール(Hans Erik Odegaard)さんはそれを否定している。

「いいプレーができるということは、いい年齢だということだ」

(c)AFP