【8月19日 AFP】仏スポーツ省のティエリー・ブライヤール(Thierry Braillard)氏は18日、フランス・リーグ1のSCバスティア(SC Bastia)に所属するブランドン(Brandao)が、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)のMFティアゴ・モッタ(Thiago Motta)に頭突きしたことを受け、「恥さらし」と述べた。

 この日バスティアは、ブランドンの行為を「厳しくとがめた」と発表し、「本件について、さらなる処分を下す権利はある」と声明を出しているが、具体的な処分を決定しなかったことについて、PSG側は不快感を示している。

 バスティアは同時に、「一部選手による侮辱と挑発的な行動も、同様に許しがたい」としている。

 PSGは、バスティアに2-0で勝利したリーグ戦の試合終了後に、ブランドンによる悪質行為でモッタが鼻を骨折したことを確認している。また、本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)に設置された監視カメラの映像には、モッタが通路で待ち伏せていたブランドンに頭突きを受けた様子が映っていた。

 ブライヤール氏は、仏ラジオ局フランス・アンフォ(France Info)に対し、ブランドンの行為は「当然、制裁に値する」とし、「恥さらしで、容認できない」と言い放った。

 ブランドンは、サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)に所属していた昨シーズンも、PSGのホームで行われた試合でヨハン・カバイェ(Yohan Cabaye)に肘打ちを食らわせ、4試合の出場停止処分を受けている。今回の行為について、PSGのナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長は、永久追放にするべきだと主張しており、ブランドンが長期間の出場停止処分を言い渡される可能性もある。

 PSG側は、「意図的で許しがたい暴力を受けても、所属クラブが制裁を科さないことに驚いた。懲戒委員会に模範的な処分を求める」とし、「必要と判断した場合、PSGはさらなる行動を取る」と発表している。

 フランス・プロサッカーリーグ連盟(French Professional LeagueLFP)の懲戒委員会は、21日に事件の調査に着手するとみられている。

 PSGは、右サイドバックのグレゴリー・ファン・デル・ ヴィール(Gregory Van Der Wiel)についても、「試合の前半、バスティアに所属するブランドンの膝蹴りを背中に受け、第二脊椎を骨折した」と発表しており、ブランドンはさらに厳しい立場に追い込まれている。(c)AFP