【8月14日 AFP】(一部更新)イスラエルとパレスチナは13日夜、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での停戦を5日間延長することで合意した。パレスチナ当局者と、双方の協議を仲介するエジプトの当局者が明らかにした。ただ、これと前後してパレスチナ側からはロケット弾が発射され、イスラエル側も空爆で応じるなど暴力の応酬が発生しており、停戦延長の合意が守られるかは不透明だ。

 前回合意された3日間の停戦は14日午前0時(日本時間同6時)に期限切れを迎えたが、その直前に双方は停戦延長の合意に至った。

 だが、イスラエル軍関係者によると13日夜、パレスチナ武装勢力はイスラエルに向けてロケット弾8発を発射し、うち6発が同国内に着弾。イスラエル側は報復措置として「ガザ地区各地のテロ現場」を標的とした空爆を実施した。パレスチナ当局によると、イスラエル軍は停戦延長開始から約30分過ぎた時点で、空地を標的とした計4回の空爆を実施した。(c)AFP