【8月13日 AFP】南米エクアドルの首都キト(Quito)周辺で12日午後2時58分(日本時間13日午前4時58分)、マグニチュード(M)5.1の地震が発生した。揺れは20秒以上にわたって続き、多くの人がパニック状態に陥り、周辺の住民らは避難した。

 エクアドルの地球物理学研究所(Geophysics Institute)によると、震源の深さは約5キロで、強い余震も起きた。今後も小規模な余震が続く可能性があるという。

 現在のところ、この地震による死者は2人と伝えられている。同国の危機管理当局はツイッター(Twitter)で、キト郊外の採鉱場で8人が負傷したほか、地滑りで3人が身動きできない状態になっていると発表した。

 救急当局によると、震源は北半球と南半球を分ける赤道上に建てられ観光スポットになっている赤道記念碑「ミッター・デル・ムンド(Mitad del Mundo)」周辺とみられる。(c)AFP