【8月10日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)は9日、米ケンタッキー(Kentucky)州ルイビル(Louisville)のバルハラゴルフクラブ(Valhalla Golf Club)で3日目が行われ、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が通算13アンダーで単独首位の座を守った。

 後続グループが追い上げをみせるなか、マキロイは最終4ホールで3バーディーを記録し、2位に1打差の首位を維持した。

 全英オープン(The 143rd Open Championship)でメジャー通算3勝目を挙げている世界ランク1位のマキロイは、2日連続で67を記録し、スコアを4アンダー伸ばした。

 14番まで終了した時点で3バーディー、2ボギーとスコアが伸び悩んだマキロイだったが、15番で約6メートルのバーディーパットを沈めると、続く16番でもアプローチショットをピンそば60センチの位置につけてバーディーを記録し、最後はパー5の18番で約2メートルのバーディーパットを決めて2日目からのリードを守った。

 メジャー大会で予選通過を果たしたのは64位タイに終わった2013年の全英オープン1回だけだったベルン・ウィースバーガー(Bernd Wiesberger、オーストリア)は、最後の3ホールすべてでバーディーを記録するなどこの日の最少スコア65を記録し、マキロイと1打差の通算12アンダーで2位につけた。

 今年の全米オープン選手権(2014 US Open Championship)と全英オープンで2位に入り、3日目のラウンドをノーボギーで終えたリッキー・ファウラー(Rickie Fowler、米国)が通算11アンダーで3位に入った。

 メジャー通算5勝を誇るフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)は、最終5ホールで4バーディーを奪い、通算10アンダー4位タイでジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)と並んだ。(c)AFP/Jim SLATER