【8月5日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での停戦を求める声が世界中で強まる中、イスラエルとパレスチナ双方は、5日午前8時(日本時間同日午後2時)から改めて72時間の停戦に入ることで合意した。エジプト当局者が明らかにした。

 これはエジプト・カイロ(Cairo)での協議で決まったもの。両者は1日にも同じく3日間の停戦で合意していたが、開始からわずか数時間で打ち切られ、再び激しい戦闘の波が押し寄せていた。

 あるエジプト高官によると、5日朝から72時間の停戦に入るというエジプトの提案を、イスラエルとパレスチナ双方が受け入れたという。

 同高官はAFPに対し、「エジプトが各当事者に接触し、グリニッジ標準時(GMT)5日午前5時(日本時間同日午後2時)から72時間の停戦合意を取り付け、また残る当事者の代表らもカイロに集まりさらなる交渉を行うことで合意した」と明らかにした。

 パレスチナ側代表団のアザム・アフマド(Azzam al-Ahmed)代表は、新たな停戦提案を受け入れたことを明らかにした。一方、イスラエルのある当局者も4日遅くAFPに対して匿名を条件に、「イスラエルは5日午前8時(日本時間午後2時)から停戦に応じる」と述べるとともに、代表団をカイロに送ると語った。(c)AFP