【8月4日 AFP】サッカー元イタリア代表で、イタリア・セリエAのユベントス(Juventus)に所属していたアレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)は4日、現在39歳で所属クラブがないものの、プレーを続けていきたいと明かした。

 2006年のW杯ドイツ大会の優勝メンバーであるデル・ピエロは、昨季終了後にオーストラリアAリーグのシドニーFC(Sydney FC)との新契約で合意に至らなかった。

 チームの主将として臨むAリーグ・オールスターと古巣ユベントスの対戦を9日に控え、デル・ピエロはオーストラリア入りした。

 デル・ピエロはフィットネスを維持しており、少なくともあと一年はプレーを続けたいと考えているものの、どこで、どの程度の規模のリーグでプレーするかの決断には至っていないと語った。

 シドニー(Sydney)でこの試合がキャリア最後の試合になるのかと問われたデル・ピエロは、「いや、そういう考えはない」と記者に返答した。

 ユベントスでクラブ最多得点記録を持つデル・ピエロには現在、「大きい」ながらもあいまいな選択肢が二つあると明かした。

「今、この機会を得た中で、僕は自分にとって何が最良なのかを判断しなければならない。ただ、プレーは続けていきたい」

「それが僕の情熱だ。自分の情熱を90歳まで追いかけられる。それでも、良い状態でプレーできるのはあと1年くらいだと自分では考えているよ」

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