【8月4日 AFP】ブラジルで2013年に行われた美容整形手術の総件数が、これまで最も件数の多かった米国を抜いて世界最多となった。同国紙が3日に報じた。

 ブラジル紙エスタド・ジ・サンパウロ(O Estado de Sao Paulo)が公式発表の数字として伝えたところによると、ブラジルで2013年に行われた美容整形手術の総件数は149万件で同期の米国の数字を4万件以上上回ったという。

 同紙は、美容整形が同国で活況を呈している理由として、次の2点を挙げている。1つは、美容整形手術の支払いにクレジットが利用しやすくなったことで、患者はこれにより、手術費用を数年にわたって支払うことができる。もう1つは同国の美容整形外科医らに定評があることだ。

 最も人気が高い美容整形手術は脂肪吸引術とシリコーン豊胸手術だが、顔と鼻に関する手術も人気が高まっているという。

 同紙によると、鼻形成術の実施件数は、2011年の4万3809件から2013年には7万7224件に急増しているという。(c)AFP