【8月4日 AFP】男子プロテニス協会（Association of Tennis Professionals、ATP）は3日、錦織圭（Kei Nishikori）がつま先に炎症を起こし、4日に開幕するロジャーズ・カップ（Rogers Cup 2014）を欠場すると発表した。

 世界ランク11位の錦織は、1日に行われたシティ・オープン（Citi Open 2014）準々決勝で、同14位のリシャール・ガスケ（Richard Gasquet、フランス）に敗れたばかりだった。

 アジアでは敵なしの錦織だが、昨年の全米オープン（The US Open Tennis Championships 2013）でベスト4進出を果たしているガスケを破ることはできなかった。

 それでも錦織は、試合後のインタビューで「大丈夫です」と健康上の問題がないことを強調し、「彼が良いプレーをしただけです」と敗因を語っていた。

 25日の全米オープン（The US Open Tennis Championships 2014）開幕を控え、有意義なハードコートシーズンを過ごしたいと考えていた錦織は、来週行われるウェスタン&サザンオープン（Western and Southern Open 2014）での巻き返しを狙う。

 昨年の全米オープンでは1回戦で敗退した錦織だが、今季は、全米室内選手権（US National Indoor Championships 2014）とバルセロナ・オープン（Barcelona Open Banc Sabadell 2014）で優勝している。(c)AFP