【8月1日 AFP】イタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)は31日、オランダ・エールディビジのフェイエノールト(Feyenoord)からオランダ代表DFステファン・デ・フライ(Stefan de Vrij)を獲得したと発表した。

 入団会見に臨んだデ・フライは、「このクラブに来ることができて満足している。ラツィオは長い間、僕を追いかけてくれていたからね。彼らはW杯ブラジル大会(2014 World Cup)の前から僕を獲得したいと言ってくれていたので、自分にとっては最良の選択となった」とコメントした。

 W杯でオランダの大会3位に貢献した22歳のデ・フライは、28日にイタリアの首都に到着し、29日にはメディカルチェックを受けていた。

 イタリア国内の報道によると、ラツィオは移籍金850万ユーロ(約11億7000万円)をフェイエノールトに支払うとされている。

 デ・フライは、オランダ代表の指揮を執っていたルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督が就任したばかりのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)への移籍も取りざたされていた。

 デ・フライは4年契約を結び、年俸は130万ユーロ(約1億7900万円)と報じられている。(c)AFP