■投稿を数分で削除するセレブも

 昨年イスラエルのテルアビブ(Tel Aviv)でもコンサートを行った歌手のリアーナさんの場合は、投稿して数分後に、そのツイートを削除した。バスケット選手のハワードさんもまた投稿を削除した上で、自分のやったことは間違っていたと述べ、世界情勢について二度とコメントしないと宣言した。

 一方、米歌手セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)さん(21)は、写真共有サービスのインスタグラム(Instagram)に「これは人間としての問題。ガザに祈りを」と一文を添えた写真を投稿し、波紋を投げ掛けた。

 この投稿は65万4000件の「いいね!」を集めたが、米芸能情報サイト「TMZ.com」は、ゴメスさんについて「人間性支持者なのか、ハマス支持者なのか」と問いかけた上で「たぶん彼女は、ハマスがイスラエルを滅ぼすために数えきれないほどのミサイルを発射していることを分かってないのか、あるいはそれを支持しているのかもしれない。われわれには分からない」と皮肉った。

 これに対し、ゴメスさんはさらにインスタグラムで「わたしはどちらかについているわけじゃない。ただ平和と人類のために祈ってるのよ!」と反論した。(c)AFP/Robert MACPHERSON